NOUTEN QUEST✨

過ぎ去りし時を乗り越えて…

陰性T

ちょっとお勉強的な内容も書いてみようと思います。

 

先日、内科の先生から心筋梗塞疑いの患者の心電図をとって欲しいと言われて撮りに行きました。

 

背景として呼吸苦を訴えて入院になった患者ということでした。

 

早速、病棟にへとりに行ったところ、心電図では胸部誘導V2〜V5にて巨大陰性T派、V6で平坦T派がみられました。

 

自分の中の理解だと、ST変化→虚血  陰性T→壊死 なので、もしかしたらM Iの既往もあるのでは?と思って、とりあえずDrに連絡をしました。

 

Drの見解だともしかしたらたこつぼ型心筋症の可能性もあるとのことで、なるべく早い時間に心エコーの依頼をされました。

 

外来を他のスタッフに引き継ぎ、朝一で心エコーを撮りに行きました。所見としては、E F正常、壁運動については短軸で確認したところ、基部〜中部での壁運動は良好であり、心尖部にプローブをもっていくとsevere hypokynesiss と取れました。

 

これはたこつぼ?というのか、それとも下壁(多分、心電図からだと前壁中隔も考えられるか)梗塞後の壁運動異常というのか。

 

Drはたこつぼではないのか?といっていましたが、治療のために近隣の機関に転院となりました。

 

陰性T一つ出てもなかなか考えさせられます。

 

たこつぼの定義について調べてみようと思います。

 

エコー所見の表現等、簡潔にしてしまったので専門にやっている方には疑問点も多いかもしれませんが。

 

とりあえず最近、自分が関わった症例でした。